地域の皆さん、いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます。
市立病院前のメディカルモールに開業して13年あまり、本当にたくさんの患者さんがご来院くださいました。北海道を代表するレベルの来院患者数を達成し、ある程度は道東の地域医療に貢献できているのではないかと思っておりますが、狭い待合室からはしばしば患者さんがクリニック外の廊下まで(ひどい時は階段下まで)あふれかえり、これまで大変なご不便をおかけしておりました。
☺このような状況を改善するために一念発起し、新しいクリニックを近隣の土地に建設する計画を立てることにいたしました！！
➀待合室を広く、動線をよりスムーズに
患者さんやご家族が待ち時間をなるべく快適に過ごすことができるように、また検査や吸入、点滴などもより快適に受けられるように、スペースや動線を見直し抜本的に改善いたします。これまでは2階に上がっていただく必要がありご苦労をおかけしましたが、完全バリアフリーの新クリニックではエントランスから外靴でスムーズにご来院いただけます。
②CT検査を自院で
耳鼻科用CTを導入し、副鼻腔や耳のCTを自院で撮影できるようにいたします。これにより、これまでよりも手軽にCT検査を受けられるようになります。もちろん通常のレントゲンについても引き続き撮影することができますのでご安心ください。
③充分な専用駐車場の造設
これまでモール共用の駐車場であったため、満車状態でご不便をおかけすることが少なからずあったと思います。移転先では併設される薬局と合わせて約20台の専用駐車場を確保し、より自家用車での通院をしやすいようにいたします。また、新クリニックから徒歩で2-5分の位置にあるバス停「釧路三慈会病院前」には現クリニック近傍のバス停「市立病院前」に比べ、バスの路線がより豊富に存在します。これまでバスでご来院されていた患者さんになるべくご不便をかけないように、移転先の土地探しの際には特に配慮させていただきました。
実際のところ、今回移転をするべきかどうか、とても悩みました。現在通院されている患者さんが不便になってしまっては元も子もないお話ですし、そうは言っても現状の待合室でこのままずっと続けていくことは正直無理があると思われました。そうであるならば、13年間積み重ねてきた経験を活かして、長所を伸ばし、短所を克服するような移転をすることで、この先20年、より多くの地域の皆さんに貢献しようという結論に達しました。
現在来年4〜5月頃の移転を目標に計画を進めております。それまではできるだけ空白期間が生じないように現在のモールでぎりぎりまで診療を続けてまいります。
今後ともシロアム耳鼻咽喉科をよろしくお願いいたします。
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